ADHD当事者の僕と、毎朝の格闘

僕は、ASDとADHDの両方の特性を持つ、発達障害当事者です。

最近では「発達障害」といえば、まず「ADHD」を想起される方も多いのではないかと思います。僕はASDとADHDの両方の特性が混在しているタイプ。

発達障害当事者に関わらず、誰にでも当てはまることかもしれないですが、朝は、やることが多い。

顔を洗って、朝ごはんを作って、歯を磨く。
どれも特別なことではない。

でも、僕にとって朝は、けっこう、しんどい時間です。

なぜなら、やりたいこと、書き留めたいことは山ほど、次々に頭の中に浮かんでくるのに、それにすぐ着手できず、日常のルーティーンをこなさなきゃいけないからです。これはADHD特性によるものだと、僕は思っています。

僕は、いわゆる「ワーキングメモリー」が、かなり少ないほうだと自覚しています。ですので、頭の中に良いアイデアが浮かんでも、それはすぐに消えてしまい、二度と戻ってくることはない、という、ある種の重圧を常に感じて、生きています。

この困難さを、わかりやすく身近な例を使って言語化してみると、スマホのWebブラウザで新しいタブを開くと、最初に開いていたタブの内容が消えてしまう、そのたびにイライラさせられる。というイメージになります。まさに「メモリ不足」。

朝ごはんを食べながら、頭の中は、やけに騒がしい、フル稼働状態。
メモしたいこと、すぐにでもやりたいことなどが、次々に浮かんでくる。
それなのに、すぐには手をつけられない。

これがなんとも、もどかしい。苦しい時間。

そこで、なんとか、やらなければならないルーティーンをハックして、「すぐにでもやりたいことができる方法はないか?」などと、頭をフル稼働させ葛藤しながら、毎朝、ご飯を口に運んでいます。

生活には優先順位があって、
それを無視すると、たぶんすぐに壊れてしまう。
だから僕は、順番をこなしながら、
どうにか近道がないかを考えています。

その考えごとをしながら、
ご飯を口に運んでいる時間が、
いちばん朝らしい時間なのかもしれない。

Comment